国内MBAという選択肢③

​​​先日は、国内MBAという選択肢について海外MBAと国内MBAでの投資とそのリターンについて書きました。その中で国内MBAの質について触れましたので、本日はその点をもう少し細かく書いていきます。

国内MBAという選択肢②の記事はこちら

先日の記事では、定員割れしている国内MBAプログラムも多いということを書きましたが、その点がどうやら国内MBAの質の低下につながっているようです。決して国内MBA取得者の質が低いと言っているわけではありません。「国内MBA」を提供している学校についてです。

海外MBAを提供している学校は、非常にランキングを重視しているようです。フィナンシャルタイムズの記事などでも毎年ランキングがでていますよね。それだけ、海外ではMBAのどの学校を出たかが重要視されます。学校としては、ランキングを上げてより優秀な学生に来てもらい、そして世界的な企業に就職してもらう→学校の評価も高まりより優秀な学生がまた集まるという流れをつくっているようです。外資系の会社では、MBAホルダーを幹部候補生として積極的に採用しているので、大学はより良質なMBAプログラムを提供して大企業へ就職してもらういたいわけです。

一方、日本ではそもそも日系企業はMBAを重視していません。なので、上記の海外大学院と比べるとランキングを上げるのが非常に難しいのが現状です。優秀な生徒がいても、ランキング、学歴重視の外資系企業ではなかなか厳しいのが現状かと思います。そういった点から、優秀な講師が集まらない→生徒も集まらない→ランキングが上がらない→良質なMBAプログラムの提供が難しくなっているという現状です。

今日は国内MBAプログラムの「質」について海外と比較して書いてみました。次回はまた国内MBAのメリットについて書いてみます。
それでは明日からまだ勉強頑張りましょう!!!

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