私は無事日本に帰国して隔離期間を過ごしております。MBAのまとめの記事を順次書いていきますが、まずは私の次のキャリアについて書きたいと思います。特に私費で留学された方にとっては最も興味がある話題であると思います。
結論ですが、私は外資系コンサルティングファームに転職することになりました。より正確に言いますとTransaction firmと言うそうでコンサルと投資銀行の中間に位置するファームになります。
私のバックグラウンド
私のバックグラウンドについて少し書きます。なぜなら、MBAでの転職においてもバックグラウンドは非常に重要であるからです。証券会社(営業)→製薬会社(営業)→Esadeというキャリアを歩んできました。お分かりになりますように私は一貫して営業しかやってこなかったというMBA生の中では珍しいキャリアになります。
そんな私が実際に面接までたどり着ける業界というのはバックグラウンド関係なく採用している、あるいはそこまで重視しない業界であるコンサルがメインでした。私のような経歴ですといわゆる地頭を見てくれる業界(私の地頭が良いわけではありません。。。)、ポテンシャルを見込んで採用してくれる業界にターゲットを絞って転職活動することになります。
コンサルへの転職活動でMBAは有利?
私の実感としては若干有利かなと思います。いわゆるMBA採用を行なっているMBBなどはMBA採用枠で受験することで筆記試験なしで面接まで受けることができます。MBBの筆記試験はかなり難しいと聞きますので、その点は有利であると言えます。一方で、総合系コンサルやブティックファームなどMBA採用がないコンサルでは書類選考においては有利に働くかもしれないと感じました。実際に私は総合系のファーム、独立系のファームでは高確率で書類は通過しました。
ただ、MBA生が有利なのはあくまでも上記の筆記免除や書類で有利ということくらいで面接では中途採用と扱いは変わりません。
Esadeの名前は有利?
以前の記事でも書きましたが、そこまでスクールの名前は影響しないと私は感じております。もちろんHarvard、Stanfordとかは違うのかもしれませんが書類選考を通過したらあとは面接勝負である点や、スクール名よりも前職での経験が重視される点から私はそのように感じました。したがって、Esadeだから有利、不利というのは全くないように感じました。
筆者の戦績
転職活動弱者である筆者の戦績です。- オファー:コンサルティングファーム2社(受諾先含む)
- 最終面接辞退:ブティック系コンサルファーム1社、医療機器メーカーのプロマネ1社
- 1次面接敗退;コンサルティングファーム2社
- 書類落ち:コンサルファーム2社、医療機器メーカー1社
しかしながら、全くの異業種、異職種への転職は、特に30代過ぎてくると、このハードルはかなり高いということは覚悟しておくべきことであると考えます。
MBA留学前に知っておくべきこと
このブログを読まれている方の中には受験中という方も多いかと思います。その中で、キャリアという点について留学前に知っておくべきこととして1点あります。それでは、受験予定のスクール出身者で自身と似たような年齢・バックグラウンドの卒業生を見つけてその人が卒業後どのようなキャリアに進んだのかを知っておくと良いと思います。
なぜなら、上述しましたようにバックグラウンドによって次のキャリアは大きく影響を受けるからです。なので、受験前、留学前にそのような人とコンタクトを取っておくと良いかと思います。
それでは今日もがんばりましょう!!
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